“一年に一度の御祭り 言霊振ひ幸へ
神の御心 言寿ぎ奉らんと 恐み敬ひて白す”
《現代語訳》
一年に一度の御祭りにあたり、言葉の力を振るって幸せを祈り、
神さまの御心を祝いの言葉で称え奉り、畏れ敬いつつ申し上げます。
この祝詞は、一年に一度の御祭りを言寿ぎ、神様への祈りを言霊として捧げる心を表しています。
人々が集い、声を合わせて祈るそのとき、言葉はただの響きではなく、幸いをもたらす力を宿した「言霊」となり、天地を結び、神の御心へと届いていきます。
結びに添えられた「恐み敬いて白す」という言葉には、畏敬の念をもって神様に祈り申し上げる、古来からの日本人の信仰の姿勢が息づいています。
全体を通して、この祝詞には 「御祭りの喜びと祈りの心を神に届け、そこから新たな幸せが広がってゆくことを願う」 という意味が込められています。
初穂料は1,000円。
社頭もしくはホームページからご注文いただけます。
今月も宜しくお願い申し上げます。