祝詞御朱印(師走)

【祝詞御朱印〜師走〜】

今月の月替わり御朱印として、祝詞御朱印〜師走〜を製作いたしましたのでご紹介します。

当社の御祭神は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)という神様です。天照大御神が天岩戸にお隠れになり、世の中が混沌に包まれた中、神々が集まり神事を行います。天児屋根命は祝詞(のりと)を奏上し、言葉と祈りの力でこの状況を切り開いた神様です。

神道における神事では、私たちの願いを祝詞に込め、神様に奏上します。この祝詞を御朱印に載せたものが祝詞御朱印です。

今回の御朱印に載せられた祝詞の内容を解説いたします。

  “ 久方の月の雫を集めて 

  清き新玉の年の鏡を 真澄の鏡の如く

  今こそ磨かせ給へと恐み恐みも白す ”

《現代語訳》

  月の雫を集めて、新年を迎えるにあたり、曇りのない澄み切った鏡のように自らの心も磨かれますように恐れ多くも申し上げます。

新年を迎えようとする今、月を自らの心に喩えて、新月から満月へと切り替わっていくように、新たな清らかな魂へと生まれ変われますようにとの願いを込めて祝詞にしました。


初穂料は1,000円。
社頭もしくはホームページからご注文いただけます。

今月も宜しくお願い申し上げます。