祝詞御朱印〜如月〜

“春孕む命の萌さむ 如月に世の波瀾をも晴るべく 
 祓ひ遣り 御霊の冬を 解き放てと恐み恐みも白す”

《現代語訳》
春の命をその内に宿し、芽吹こうとするこの如月に、 世の中の荒波をも、晴れ渡るように祓い退けて、 深く蓄えられた神霊の恵みを、今こそ一気に解き放ち給えと、 恐れ多くも慎んで申し上げます。

この祝詞では、「はら」という響きに二つの意味を込めました。
「孕む」、「波瀾」、「晴る」。これらの語を「祓う」にかけ、悪しきものを祓う意味を込めつつ、「はら」を繰り返すことで、雪がはらはらと舞う冬から、花びらがはらはらと舞う春への転換を願っています。また本来、神の恩恵という意味の恩頼(みたまのふゆ)にかけ、神の恵みを春に向けて解き放て、という願いに変えています。

背景には、冬を象徴する雪と椿、そして春の兆しを告げる白梅や福寿草を描き、季節が移ろう情景を表現しました。

初穂料 1,000円

今月もよろしくお願いします。