宮司の最近の活動|各地の秋季例祭に奉仕して

本年十月は、各地で秋季例祭が斎行されました。

田村神社、若林神社、天満神社、そして当社・丸亀春日神社における奉仕の様子を報告いたします。

田村神社例祭(10月7日・8日)

高松市一宮町に鎮座する讃岐国一宮・田村神社にて、秋季例祭が執り行われました。
本年は六年ぶりに神輿の渡御が実施され、御旅所までの行列が復活しました。神職・氏子・地域の皆様が整列し、厳かな雰囲気の中で祭典が進められました。
途中には太鼓や囃子も加わり、道中を見守る人々の姿も多く見られました。長らく中断されていた渡御が再開されたことにより、地域の伝統行事としての活気が改めて感じられる祭りとなりました。

若林神社例祭奉仕(10月11日・12日)

まんのう町に鎮座する若林神社の秋季例祭に奉仕いたしました。
11日の宵宮祭では神楽が奉納され、12日の本祭では獅子舞と太鼓台(ちょうさ)が登場しました。
当日は雨の影響もあり、御旅所への渡御は見合わせとなりましたが、境内にて神事が滞りなく執り行われました。氏子や地域の方々が一体となって祭りを支え、伝統を守り続ける姿が印象に残りました。

天満神社例祭(10月24日)

丸亀市三条町に鎮座する天満神社の秋季例祭に奉仕いたしました。
同社は日吉神社の御旅所がある場所としても知られています。
当日は獅子舞とお神楽が奉納され、地域の方々が見守る中、厳粛に神事が執り行われました。
秋晴れのもと、地元に根ざした穏やかな祭りとなりました。

丸亀春日神社例祭(10月25日・26日)

丸亀春日神社の秋季例祭が斎行されました。
本年は天候の影響により神輿の渡御は中止となりましたが、境内には獅子舞と子ども太鼓台が登場し、祭りを盛り上げました。
例年は屋外で奉納される獅子舞が、本年は本殿内で行われました。近い距離で舞が奉納されることで、厳かな雰囲気の中にも一体感のある祭りとなりました。
多くの参拝者や地域の方々にお越しいただき、神事・奉納ともに無事に執り納めることができました。

結び

本年の10月は、各地で例祭が執り行われ、久しく中止されていた行事の再開も見られました。
祭りは地域の信仰とつながりを確認する大切な機会であり、各神社においてその意義を改めて感じる月となりました。
今後も地域に寄り添いながら、伝統を継承し、日々の神明奉仕に努めてまいります。