【香川県の御朱印巡り】歴史と神話が宿る神社4選|限定御朱印も紹介!

香川で御朱印巡りをするならここ!厳選4社をご紹介

讃岐の地には、古代から信仰を集めてきた由緒正しい神社が点在しています。今回は香川県内で御朱印がいただける神社の中から、歴史・文化・神話・現代性を兼ね備えた4社を厳選。各社の御朱印の魅力はもちろん、それぞれの神社がもつ独自の歴史や雰囲気もあわせてご紹介します。

丸亀春日神社|祝詞の神を祀る、創造と祈りの場

丸亀市川西町北に鎮座する「丸亀春日神社」は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)を主祭神とする神社で、古くから祝詞(のりと)・言霊・学問・創造の力を司る神として信仰されています。

一見すると静かな森の中にありますが、授与所には、アーティストとコラボした御守や御朱印帳が並び、伝統と革新の融合を感じさせます。境内には「発明神社」とも呼ばれる末社があり、創造的な仕事やアイデアのひらめきを願う参拝者にも人気です。

御朱印は月替わりの「祝詞御朱印」が頒布されており、季節感のあるデザインや言霊を意識した書が魅力。遠方からの参拝者には郵送対応も行っており、祈りを形にする場として親しまれています。

所在地:〒763-0091 香川県丸亀市川西町北627
授与時間:10:00〜15:00
アクセス:JR丸亀駅より車で約10分
御朱印:月替わり祝詞御朱印/発明神社切り絵御朱印/アーティストコラボ御朱印

國分八幡宮|讃岐国の総社、神々の気配が宿る古社

高松市国分寺町にある「國分八幡宮」は、奈良時代に聖武天皇の命で全国に建てられた国分寺に隣接し、国家鎮護の願いを込めて創建された八幡宮です。応神天皇を主祭神に、武運長久・家内安全・学業成就などのご利益があるとされ、讃岐国内で高い格式を誇ります。

境内は緑に囲まれた静かな環境で、歴史ある社殿、石段、木々の佇まいから厳かな雰囲気を感じられます。例祭などでは地域の伝統行事も行われ、古来より地域に根ざした信仰が続いています。

御朱印は通常版の他、季節限定の「夏詣」「いちこちゃん」シリーズなどが人気で、直書きの対応日もあり、御朱印帳に彩りを添えてくれます。

所在地:〒769-0102 香川県高松市国分寺町国分2501
授与時間:9:00〜16:00(変動あり)
アクセス:JR端岡駅より徒歩約15分
御朱印:通常御朱印/月替わり・限定御朱印(いちこちゃん・夏詣など)

田村神社|龍神の棲む聖域、讃岐國一宮としての格式

高松市一宮町に鎮座する「田村神社」は、讃岐国一宮として名高く、古来より国家と地域の守護神として崇敬を集めてきました。主祭神は倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)。卑弥呼と同一視されることもある女神であり、神話と歴史の境界に立つ存在です。

広い境内には、七福神、巨大な狛犬、龍神を祀る池、さまざまな末社などが点在しており、一社で何社分もの参拝ができるような充実ぶり。訪れるたびに新しい発見があります。

御朱印は一般的なものに加えて、「龍体示現御朱印」や「切り絵御朱印」など、芸術性の高い御朱印が人気。宇都伎社や素婆倶羅社といった末社の御朱印もあり、御朱印帳を埋める楽しみがあります。

所在地:〒761-8084 香川県高松市一宮町286
授与時間:9:00〜17:00
アクセス:琴電「一宮駅」より徒歩約10分
御朱印:龍体示現御朱印/切り絵御朱印/末社の御朱印(宇都伎社・素婆倶羅社など)

白鳥神社|日本武尊が眠る地、神話の終着点

東かがわ市松原に鎮座する「白鳥神社」は、日本武尊(やまとたけるのみこと)の終焉の地とされ、その魂が白鳥となって昇天したという神話に基づき建立された神社です。讃岐の地にある神話の舞台として、古代ロマンに満ちた神域です。

境内はうっそうとした森に囲まれ、静寂と神聖さが漂っています。本殿のほかにも稲荷社、金刀比羅宮、句碑などがあり、信仰の深さを感じさせます。

御朱印は通常御朱印の他、祭事や季節ごとの限定御朱印、そして「猫の日」にちなんだ「三毛猫御朱印」や「うちの子」デザインといったユニークな御朱印もあります。猫好きの参拝者にも人気の神社です。

所在地:〒769-2702 香川県東かがわ市松原69
授与時間:8:30〜17:00
アクセス:JR「讃岐白鳥駅」より徒歩約10分
御朱印:通常御朱印/季節・行事限定御朱印/猫御朱印(2月22日など)

まとめ|香川の御朱印巡りで心と歴史に触れる旅を

香川県の神社巡りは、ただ御朱印を集めるだけでなく、その背景にある神話、歴史、地域文化との出会いでもあります。創造と祈りが交差する「丸亀春日神社」、讃岐の中心的存在「國分八幡宮」、龍神の力を感じる「田村神社」、そして神話の終幕「白鳥神社」。

あなたの御朱印帳に、ただの印ではなく「旅の記憶」と「祈りの証」を刻んでみませんか?