アートの感性を“祈り”で深める――そんな時間を丸亀で過ごしてみませんか。
2025年の瀬戸内国際芸術祭が盛り上がる中、丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)では大竹伸朗展「網膜」が開催されています。
その美術館から車で約15分の場所にあるのが丸亀春日神社。藤原氏の祖神を祀るこの神社には、創造や技術のご利益を願う「発明神社」もあり、アートの刺激を内面化し、祈りへと昇華する旅がここで叶います。
瀬戸内国際芸術祭と丸亀の見どころ
瀬戸内国際芸術祭は、島々を舞台に世界のアーティストが集う一大イベント。
その拠点のひとつである丸亀市では、芸術祭と合わせて訪れたい文化スポットが充実しています。
中でも注目は、丸亀駅前にある猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)。
2025年8月1日〜11月24日まで開催中の大竹伸朗展「網膜」は、300点を超える作品を網羅する圧倒的なスケールで、大竹芸術の全貌を体感できる貴重な機会です。
アートの余韻を抱えたまま、美術館を出て次の目的地へ――その最適解が丸亀春日神社です。
創造の神を祀る、丸亀春日神社
丸亀春日神社は、平安時代の964年、奈良・春日大社から勧請され創建された古社。
主祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)。言霊の力を司る神であり、藤原氏の祖神としても知られています。
さらに境内には、創造や技術の向上を願う「発明神社」が鎮座。
アートに触発された感性や、新しい挑戦への想いを“祈り”という形で自分の内側に落とし込む時間が持てるのは、この神社ならではの魅力です。
猪熊美術館から車で15分。アートと祈りを結ぶ動線
猪熊弦一郎現代美術館から丸亀春日神社までは、車で約15分。
瀬戸内国際芸術祭で芸術作品を巡る旅の合間に、静かに心を整える時間を組み込むことができます。
おすすめの回遊ルート
- 午前:猪熊弦一郎現代美術館で大竹伸朗展を鑑賞
- 午後:丸亀春日神社へ参拝。発明神社で創造の祈りを捧げる
- 夕方:丸亀市街で骨付鳥や讃岐うどんなど地元グルメを堪能
芸術祭+美術館+神社+グルメ――丸亀で1日完結する文化体験が楽しめます。
基本情報
丸亀春日神社
所在地:香川県丸亀市川西町北627
駐車場:あり
参拝時間:終日自由(授与所10:00〜14:00)
猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)
所在地:香川県丸亀市浜町80-1
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
会期:2025年8月1日〜11月24日(大竹伸朗展「網膜」)
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)
入館料:一般1,500円/大学生1,000円/高校生以下無料
まとめ
瀬戸内国際芸術祭でアートを堪能したら、その感性を祈りで深めてみませんか?
大竹伸朗展を見た後、創造と技術の神を祀る丸亀春日神社で手を合わせる。
アートと祈りが交差する丸亀の旅は、きっとあなたの内面に新しい風を吹き込むはずです。