祝詞御朱印〜神無月〜

“祭囃子 里に満ち満ちて いよよ秋の大御祭迎へむと
獅子は舞ひ踊り 稔りを言祝ぎ 神人共に賑はひて
豊けき里を弥栄えしめ給へと 恐み恐みも白す”

《 現代語訳 》
祭囃子の音が里いっぱいに響き渡り、いよいよ秋の大祭を迎えようとしています。
獅子は勇ましく舞い踊り、豊かな実りを祝い、神様と人々がともに賑わう中、この里がますます豊かに栄えていきますようにと、謹んで申し上げます。

《 解 説 》
十月になると、各地の神社や氏子の里から祭囃子が聞こえ始め、町全体が少しずつ祭りの高揚感に包まれていきます。
「祭囃子 里に満ち満ちて」には、太鼓や鉦、笛の音が遠く近くから重なり合い、祭りの日が近づくにつれて人々の心まで浮き立っていく情景を重ねました。丸亀春日神社の秋祭りでは獅子舞が奉納されます。「獅子は舞ひ踊り 稔りを言祝ぎ」には、秋の実りへの感謝とともに、獅子が舞うことで祭りの喜びがさらに大きく広がっていく様子を表しています。

祭りは神様に感謝を捧げるだけでなく、人々が集い、心を一つにする機会でもあります。神と人、人と人とがともに賑わい、そのつながりの中で川西の里がこれからも豊かに栄えていきますようにとの願いを込めた祝詞です。